なるほどな、と思った。

消すには惜しいと思ったので、ちょっと残してしまいます。
管理人さんの本意ではないと思いますが・・・。
http://72.14.203.104/search?q=cache:Tx9qITFfC-4J:www005.upp.so-net.ne.jp/knp/+%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%AE%E5%9C%9F%E8%B8%8F%E3%81%BE%E3%81%9A&hl=ja


テレビドラマのコマーシャルがつまらない


テレビでしきりに放送されている「テレビドラマのコマーシャル」というのがどれもこれも一様につまらなくていい加減うんざりしている。やってらんない。だってテレビドラマってテレビ局の看板番組のひとつなわけで、そのプロモーションには局を挙げて全力で取り組んでいるに違いないはずなのに、コマーシャルのあのワンパターンぶりというのは、無惨だと思う。

『とりあえず主題歌が BGM 』
『サブリミナルのように矢継ぎ早に画面がぱらぱら切り替わる』
『セリフはすべて断片的』
『断片的ゆえに内容なんかぜんぜんわからない』
『最後にキメの一言を主人公がやや興奮ぎみに発する』

で、はい終わり、みたいな筋書きなのばっかりでしょマジで。

たしかに一時間ドラマの内容をたったの 15 秒で過不足なく伝えるってのは土台ムリな話なんだろうけど、他のバラエティ番組とかドキュメンタリー番組でも、もう少しは「みどころ」的なものをナレーションなどまじえて伝える心意気があると思うんだけど。今のテレビドラマのコマーシャルからは、いっさいなにも伝わらない。観月ありさにまいどまいど瞳孔を開かれて最後にキキャーーッて絶叫されたところで、「あぁ、またいつものか」って絶対そんなドラマ見る気になんてならないもんな。

テレビコマーシャルってそもそも一般企業が自社製品を世の中の客に向けて広くアピールするために、もうそれはそれは莫大な宣伝費を払って全身全霊をこめてつくってるはず。それに比べるとテレビドラマのコマーシャルってのは基本的な工夫すら怠りまくってる気がする。断片的にセリフを垂れ流すだけが最善のやり方とはとても思われないし、ましてや「いいとも」みたいな番組のゲストとして主演級の俳優をぶりぶり投入するだけが番宣ではないでしょうがよ。

テレビドラマを世に訴えかけるための 15 秒をどうするかって、もうすっかり成熟しまくってしまったテレビの世界の中では、数少ない未開拓の分野であると思う。だからこそ、テレビの中の人たちのモチベーション次第では、かなりな盛り上がりどころになるはずなんだけど。 ハッタリでもいいからぼくに「ドラマっておもしろそう」と一度でも思わせて欲しい。