安野モヨコ「働きマン」

というわけで、モーニング新連載(でも月1)
仕事がつまらないつまらないなんて話を僕もよくするんですが、じゃあどんな仕事をするのが楽しいのかというのがうまく言えないでいました。でもこの新連載、第一話はそれがはっきりと描かれていました。
偶然拾ったネタが大きな企画になり、ゾクゾクッとした身震いをする。
スイッチが入ると男性ホルモンの分泌が増え、普通の3倍の早さで仕事をする。
その間、容姿食事恋愛その他全部が見えなくなる。
「私は仕事をしたーって言って死にたい」・・・

この主人公は女の人のはずなんですが、なぜかあらゆる点で共感してしまう。
漫画のストーリーも、登場人物紹介のための第1話としてお仕着せになるわけではない。職場のある一週間を描くことで、完結性を持たせながら伏線もはりつつ、導入として主人公がきちんと説明されている。
次回、楽しみ。