安野モヨコ「働きマン」第3回

今回は歯ごたえありました。
けっして格好よくはない、尊敬はされない、ちっぽけな仕事かもしれない。辞めたいと迷ったこともある。でも、必要とされてる仕事。誰かがやらなくちゃいけない仕事。だから俺はやる。誇りをもって、迷いなく、この仕事をするんだ。
信念にできてるんなら格好いい信念。「空はなにもされなくてもただそこにあるからいい」だから趣味が空や雲の写真を撮ること。心憎い。
仕事というものを描く上で当然想定された「つまらない仕事」すら格好よく描いてしまったのは素晴らしいとしかいいようがない。このままいくとこのマンガは主人公松方の回りの人たちを取り上げながら、様々な仕事のスタイルを描いてゆく連作になるような空気だが、どうか(まだまだ詳しく描いてないキャラたくさんいるから長そうだなあ)