プロ野球〜千葉マリン ロッテ×日本ハム

ペナントレースで一番熱いカード。熾烈を極めるパ・リーグプレーオフ進出争いだ。このシーズン中盤に38000人入れたということは、試みとして大成功だということだろう。
千葉マリンに入ってびっくり。話には聞いていたが、本当にライトスタンドが真っ白、しかも満席なのだ。内野1階もしかりで、渋々2階席へ。しかし、これがまた非常に見やすい。東京から遠いのはネックだが、実は非常にいい球場なのではないかと思わされた。そして話題の応援。福岡ドームで見ていたときはまるでサッカーだと思ったのだが、しっかり野球の応援になってて、覚えにくいけど楽しい応援だった。

試合の方はというと、「プロ野球はやっぱり面白い!ファンは能書きを垂れる前にもっと見にいくべきなんだ」という思いがさらに強くなった1戦だった。最初の乱打戦の気配は一転して投手戦となる。日ハム金村、ロッテ小野で始まった両先発。ともに初回立ち上がりが悪かったものの、それをゼロに抑えてからは立ち直って試合はポンポンと。新庄のタイムリーと各チーム一発づつ、1-2でロッテ1点のビハインドで迎えた9回裏2アウト。しかしそこから奇跡は起きる。完璧な投球だった守護神・横山、サードゴロに打ち取り万事休す・・・と思いきや小笠原まさかの悪送球でランナー2塁。そして次の李スンヨプの打席、同じようにサードゴロ。しかしなんと小笠原まで同じように悪送球。ありえないプレーの連発で同点。延長10回から小林雅英を投入したロッテは主導権を完全に握り、11回裏垣内(前の打席は小笠原の1回目の悪送球で出塁)の奇跡的なホームランでサヨナラ。2回死んだロッテが日本ハムに0.5ゲーム差で奇跡の3位復帰となった。

奇跡的な勝利に狂喜の一塁側、僕も同じ興奮を味わった。だけどむしろ印象に残ったのは2度の悪送球で呆然としていた小笠原。まだまだ熾烈を極めそうなプレーオフ進出争い、今日の小笠原の屈辱がこの先何かを引き起こす気がしてならない。

今日は自宅帰宅。
明日は最終日、わが横浜ベイスターズで旅行のシメ。観あとはとにかくいい試合してもらうだけ。なんたって、この旅行で試合が壊れたことないもんね。

  • 4 札幌D 日本ハム×西武    5-4 ○
  • 5 大阪D 近鉄×ダイエー    6-5 ●
  • 5 甲子園 阪神×巨人      1-0 2回表降雨ノーゲーム
  • 6 ヤフー オリックス×日本ハム 5-2 ○
  • 7 東京D 中日×巨人      3-2 ○
  • 8 福岡D ダイエー×ロッテ   5-2 ○
  • 9 広島  広島×横浜      1-3 ●
  • 10 ナゴヤ 中日×広島      5-4 ○
  • 11 マリン ロッテ×日本ハム   3-2 ○
  • 12 横浜  横浜×阪神      ?-? ?

ストは回避されてよかった。近鉄の復活は難しいかもしれないけど、近鉄の受け皿になるような球団が新しくできるとかでもいいので、12球団プロ野球をとにかく維持してほしい。なんだかライブドア堀江社長も本気みたいだし・・・。