松岡修造は椅子の上に立って手を振っていた

この祝日は横浜総合競技場のセイコーSUPER陸上を見てきました。ツテで、招待席で見はじめて、今年で3年目。毎年寒い中だったのが、今年は蒸し暑いぐらいの天気に恵まれて、なかなか楽しめました。

3年目なんでさすがに慣れてきたけど、まず陸上の大会って見るのが忙しい。
トラックで短距離のスタート準備が始まってるっていうのにバックストレート側で棒高跳びが助走に入ってて、フィールドのケージの中ではハンマーがグルグル回ってたりする。少しでも油断するとどこかで何かを見のがすんだからさあ大変。

注目していたのは男子110メートルハードルと、もちろん男子ハンマー投げ
ハンマーは言わずもがなですけど、ハードルはアテネで転んじゃった大本命、アレン・ジョンソンと新星・金メダリストの劉翔が直接対決ってことで、(中継してた)TBS的においしい構図。ところがこの2競技、室伏が4投目?を投げるのとハードルの選手紹介がモロかぶり。あやうく83メートル突破の投てきを見そびれた人はきっとたくさんいたはずです。で、すぐ始まる110メートルH。忙しい。劉翔が勝ち。きっと彼は北京五輪のスターになるはずなのでしっかりと覚えておくことにしよう。
室伏は5投目でも83メートルを投げて貫禄の優勝。6投目にトラックのホームストレートに準備されてたハードルにハンマーを当てるという珍プレーのおまけつき。室伏の投てきは一人だけ全然放物線の描き方が違って、なんというか、もう、物凄かったです。実物3回目のはずなのに、今回は全然印象が違いました。すごかった。金メダル授与式も感動的で、とっても嬉しそうで、特に父親に感謝を伝える時の顔がとても印象的でした。

松岡修造は4投目の途中ごろ、かなり近くに座ってきてみんなの注目の的に(サインなんかもしてましたね)。パレードする室伏が一番近くに来たとき、椅子の上にあがって両腕で大きく手を振る修造。そして何やら熱く喋りはじめた修造(小さなカメラも来てました)。撮影用のメークがないぐらいで、あとはテレビそのまんま。確かに、これなら職業欄に「応援」って書きそうだ、修造。

珍しいことは他にも。女子走り幅跳びの6回目、二人が距離の6m61の同記録で1位に並ぶなんてことが。この場合、2番目の記録がいい方が順位が上になるって知ってた?高跳びとかだと試技数の少ない人が勝つ、なんてのは知ってたけれど。

他にも、フランク・フレデリクスが・・・とか、5000メートルで佐藤敦之さんが・・・とか他にもいろいろ。陸上の大会は毎年これぐらいしか実際に見ることはないんですが、また来年も楽しみですな。

そして夜は横浜中華街でしたっ☆