俺たちゃ紳士だ 手袋してーるー♪

なりゆきというかノリというか。会社の同期何人かでスケートに行った。神宮外苑。折りよく東京は雪もパラつくねずみ色の空。しかし、今の俺なんでスケート靴履いてんだろう・・・・。

高校の時同じようなノリで今はなき横浜ドリームランドに行って以来だから、9年ぶり。こわごわ氷にのってみたら意外と体は覚えているもんだ、転ばない程度には滑る感覚を覚えてた。それは同行者もみんな同じで雪国出身者も「都会の子なのになんでこんな滑れるの?」とか言ってた。一度自転車に乗れたら感覚を忘れることはないのと同じような感じか。

リンク上、周りに多かったのは私らみたいなグループではなくむしろカップル。まぁ、これはね、彼氏のほうが戦略的にスケートのできない彼女を誘って「私滑れないのキャー(がっし)」とか、「じゃぁ僕と手をつないですべろ(ぎゅっ)。あはははは」とか狙ってるんでしょ、。このやろこのやろこのやろ(汗

それから、もちろん家族連れ。それと、一人ですらすら滑るおじさんが何人もいた。スケート場の職員の人ではない、どう見ても「んじゃ、パチンコでも行ってくるわ」ぐらいのノリのおじさんだ。バックで滑ったり、なんなんだ、この人たち。

かと思うと、一方でやたらゴツい人がホッケー用の靴履いてあわあわ滑ってる。どうやらホッケー部だかホッケー同好会だかに入りたての人をレッスンしてるらしいのだが、熊みたいな体格の兄ちゃんが腰を引きっぱなしで転んだりしてるのはなんだかほほえましかった。

でも、一番目立ったのはフィギュアする人たち。女の子はヒラヒラの、安藤美姫が着てるようなやつgoogleイメージ検索)着てスピンしてるわけで、そりゃまぁ目立つわけですが、安藤美姫というよりはむしろ、浅田真央(同じくgoogle)よりもちっちゃなガキどもなわけで、それでもスピンとかダブルジャンプぐらいはスイスイするわけで、なんというかまぁ、女子フィギュアはもしかして子供たちの間で静かなブームなのかしらと思ってるうちに、いつの間にか3時間も滑ってしまってた。今度フィギュアの大会とか見に行ってみようかな。

その後グダグダになるまで呑んで小田原まで乗り過ごしてタクシーで帰宅。なんか、はしゃいでしまってお勘定払うのすら忘れていた模様(記憶なし)。「髪の毛長くてキモいのより髪の毛短くてキモい方がまだいいと思って(短髪にしたんだ)」と言ったらバカウケしたのは覚えてるんだけど。

翌日、昔のカセットテープを引っ掻き回して「スケート野郎」を聞いてみましたとさ。こういうところでセコセコ思い出す、ああ懐かし赤坂泰彦のミリオンナイツ