風林火山」:加藤あい…… ◯| ̄|_
フィルム撮影のアジがすごくよくて、北大路欣也が最高で、TOKIOの松岡が意外と良くて、期待して見ていたのに、加藤あいが口を開いた途端、世界が崩壊。存在感は充分なのに、棒読みというかなんというか…。そこで見るのをやめました。というわけで徳重聡の謙信は見てません。

けものみち」:平幹二郎って人はすごい。若村麻由美も「風林火山」同様、ものすごい綺麗で素晴らしい。そのうえ、米倉の美しさに最近気付いたもんだから、見れる見れる。ポジティブ時の民子が「黒革の手帖」の元子にしか見えないけど、裏の「白夜行」よりはいいでしょう。まぁ俺はあの米倉の大胆不適な表情が好きなので、多分毎回見ます。

出雲の阿国」:菊川怜(阿国)の踊りに説得力がゼロ。それ以外はだいぶ進歩してきているのに…。だから踊りを絶賛してる回りがみんな道化に見える。あとストーリーも俺にはよくわからなくて……。「踊りたい」「踊らない」「楽しい」「もう嫌!」
あっ、この阿国の感情の起伏が理解できないのは、やっぱりお菊さんの演技がダメだから?

時効警察」:今クール一番期待していたんだけど……。新鮮なキャスティングのコメディー、監督脚本三木聡、のっぺりとした由紀さおりのナレーション。全部噛み合っていてまぁまぁ面白いのだけど、もっとテンポよく、面白くなるのでは?と思った。もっとバカらしくていい。
それと時効の切れた事件を捜査するって設定が生きてない。警察部外者が事件を解決するだけのドラマになってる。三木聡堤幸彦になれないのか……。
もっとも、呪いカレーとか麻生久美子の雫のような汗が付いてるとかは爆笑したけど。

次回こそ「功名が辻」を。それと「夜王」「喰いタン」「氷壁」「輪舞曲」も。