いまさらジョジョを読んでいるッ!遅いぜッ!
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/06/04
- メディア: コミック
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ちょっとしたネタものの読み物、ネットのテキストサイト、とくにヲタク街道まっしぐらの文章にはかなり散見するジョジョネタ。「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」「オラオラオラオラオラ」「スタープラチナ ザ・ワールド」あげていけばキリがないんだけど、これを知らないがためにまったく意味がわからない文章も多かった。ガンダムを知らない人が「坊やだからさっ」「グフとは違うのだよ!」とか言われてもわからないように、野球を知らない人が「代打、オレ」の凄さがわからないように、僕はジョジョを知らなかったので「キング・クリムゾン」の意味がわからなかった。
そういう意味で、現代を理解するための古典としてジョジョを読みはじめたのだが、さすが古典となるだけあって、面白いな、ジョジョって。1部でツェペリさんが死んだのはかなり泣けた。2部は、今のところ一番好き。つーかジョセフがカッコいい。3部は、実は(3部の)承太郎があまり好きになれないんだけど、DIOを追うメンバー一行の物語として物凄い面白い。つーかジョセフがカッコいい。4部は「スタンドにまつわるオムニバス」みたいなストーリー進行がダレるけど、バイツァ・ダストの吉良を仲間全員が追いつめたコマはエレクトしますた。5部はスタンドが複雑になって楽しい。舞台がイタリアに戻って、ツェペリさんの血筋が出てこないかなとかフランスに帰ったポルナレフがでてこないかなぁとかワクワクして読んでおります。
スタンドの能力が複雑なほど、ジョジョたちと一緒に「こいつの能力はなんだ?」って考えるのが面白いし、シンプルなスタンドを面白い使い方するのもまた面白い(クレイジー・ダイヤモンドはマル。ゴールド・エクスペリエンスは正直応用しすぎでよくわからない)。「エアロスミス」とか名前パクりまくりなのもこの作品に関しては逆に元ネタ探しが楽しくてアリかも?でもトニオさんのイタリア料理とか(筒井康隆の「薬菜飯店」そのまんま)、魚の形した「クラッシュ」とか(ドラえもんの近くの水にジャンプする潜水艦と能力が同じ)、ストーリーのキモをパクるのは・・・。
あと一ケ月ぐらいはジョジョで楽しんでおります。
そんなわけで、最近ほとんど読書はしてません。