私は記者なので、インタビューをとることがあります。そこで活躍するのがテレコ、ICレコーダー。MediaPlayerとかiTunesで文字起こしができるので、非常に重宝してます。
そんなテキストに起こす毎日なのですが、録音しているのは取材のやりとりなので、質問している自分の声が入ります。最初のうちは、自分の馬鹿みたいな声を聞くのが嫌でした。きっと誰もがそんな経験をお持ちでしょう。でも、週に何度も聞くようになると慣れてきて、自分の声を客観的に捕らえられるようになってきました。すなわち、

  • 弟にすごい声質が似てる(当たり前)
  • ボリュームがでかい
  • イントネーションの高低が激しい
  • そのくせモゴモゴしてて何言ってるのかわかりにくい
  • 語尾をごまかしてしゃべってる
  • 声色が知ったかぶりっぽくて、ムカつく

と、いった感じ。せめてハキハキしゃべろうと、日々意識しようとしたのですが、よく考えれば発言するときは自信がないことが多いし、しゃべること自体がいつでも発現する行為なのでなかなか改善することができません。
でも自分の声を聞いたことで、自分を客観視する手段が増えたのはうれしいですね。対人コミュニケーションに悩んでる人とかは、自分の声を嫌というほど、嫌を通り越すほど、聞いてみるのはいかがか。俺はまだ俺の喋り方が大嫌いですが、今までとは違う何かは、掴めたと思います。